← 〜服部×土方+銀八+高杉先生のもえ部屋〜 会話文 下から続いてます 2012.10.1.〜 2013.2.15 17 女先生の意見交換場 理科室 先生1「やっぱり土方先生が◎かな?」 先生2「真面目ですしね。ギャンブルもしないし収入面で安泰っていうか」 先生3「異議あり」 先生1「どうぞ」 先生3「変な男の美徳持ってそうで色々ないがしろにしそうです」 先生1「実際、それでフラれてるしね」 先生2「しかしイケメン」 先生3「結婚に顔はいらぬ」 先生1「うーんオッズ6ってとこかな」 先生2「かたいね」 のぞき 八「...え何あの人たち、何で黒板が競馬予想みたいになってんの」 土「ミスドすげー広げてるよ」 全「何の意見交換?」 八「しかし土方人気への異論わかるわ、もっと言え」 先生3「あの人絶対女のことバカにしてますって」 先生1「他にデータは?」 先生2「あ、非常勤や派遣含めた若い女子からの調査結果出していいですか」 先生1「どうぞ」 八「そんなんあんの?!」 先生2「はい、ダントツで土方先生です (黒板にグラフどん)」 先生3「いやよく見て。『話しかけにくい』『とっつきにくい』て意見もダントツですよ。すごくわかります」 先生1「.........でもあなたたちも正直さ。堅実狙いを忘れて、抱かれたい独身先生No.1は?」 先生3「土方先生」 先生2「土方先生」 先生1「はいオッズ4」 土「...(銀八を横目で見下ろしてる)」 八「くっそ何その顔腹立つ」 全「...オッズが低いほど人気なんだな」 先生1「金銭面でいくと服部先生と高杉先生は?」 先生3「ボンボン2人ですね」 先生2「高杉先生正直どう? 不誠実そうじゃない?」 先生3「こう...人生狂うくらいの花が咲きそうなさ...(遠い目)」 先生2「若い時ならね〜酔いたい」 先生3「わかるわー、今求めてるのはドラマよりリアルな平穏 (ドーナツかじる)」 先生1「そこいくと、服部先生ダークホース?」 先生3「土方先生ほどハードル高くないしね」 先生2「でもこれというのが一つもない」 先生3「結婚には逆にいいか?」 先生1「じゃあキャバクラ通いも反映して、オッズ5」 先生2「まじすか」 先生3「意外ッ! 私買おうかな」 八「おい、俺たちは馬じゃねーんだよ!」 土「今んとこお前、出走予定ねえぞ」 全「俺のこと買おうかなって言った先生誰? どの先生?」 八「腹立つわ何でテンションあがってんだよ腹立つわ、だってうれしい? 裏でこんなんされてて?」 先生1「坂田先生は......」 先生2「ないですね」 先生3「異議なし」 八「おいいいいいオッズくらいつけろやァァァァ」 全「一気にミスド食べ出したな」 腹立つとは言ったけど、それはそれで 応接室前 先生3「服部先生、足速いんですね」 全「ええまあ」 先生3「今朝すごいスピードで原付追い抜かれたんでびっくりしました」 全「かなりの遅刻だったんで」 先生3「...私達やっぱり怒られますよね?」 全「怒られますねー」 先生3「...」 全「...」 先生3「でも2人一緒でうれしいです」 全「ま、1人よりはね」 廊下歩いてた八+土 八「なんだよ服部モテ期?」 土「いや原付追い抜くって何?」 八「こないだの先生Bだなアレ、さっそく動き始めた肉食だよ」 土「ああ買うって言ってた...」 先生3「こういう時でもないと話す機会ないので」 全「やー別にいくらでも」 先生3「えっじゃあ、今度食事とかありですか」 全「そうーですねえーあっ土方先生」 土「(びくっ)」 八「...」 全「そのまま行くと壁ぶつかりますよ、あと手ェ治りましたか(笑顔)」 土「...教えろよ(銀八の肩に額ぐっ)」 八「いやすげー見てたからお前」 ----------- 土「(...これをコピー30枚...、あ...) すいません服部せ、」 先生3「服部先生ー、コピー機あきます?」 全「はい今終わりましたよ...っと」 先生3「あ大丈夫ですか (プリント支える)」 全「すいませんね」 先生3「...ふふ昨日と逆ですね」 全「あーほんとだ」 土「......」 八「...おい昨日って何だ服部。なあ気になるよな土方ァ」 土「......俺は別に......(電卓で無意味に9999999打ってる)」 全「イタリアン行ったよ」 八「いたりあん...」 全「自分が今何食ってんのかフルで五感使ったわ、神経すげー研ぎ澄まされた」 八「何それ修行?」 土「......(9999999×99999+99..)」 全「店出たら、先生がヒール脱げてコケちゃってさ」 八「NANAかよ」 全「履けないっつうから肩貸したんだよ、ぎゅって掴まってくんの」 八「ふーんいやぜんっぜん羨ましくねーけど、かわいいんじゃねーの」 全「そーね」 土「.........(電卓転がってる)」 高「おい土方センセイもさっきから何かかわいいことしてんぞ」 八&全「えどれ?」 土「(ガタッ) いや俺、車に煙草忘れてきたの思い出したな! (電卓を高杉に投げる)」 土方が車のボンネットに腰かけ煙草吸ってるのが見える職員室 八「お前、あの先生と付き合ったりすんの?」 全「いやぁ、それで思ったんだけど (窓見てる)」 八「何」 全「......土方先生ってどうにもイケメンだよなー...」 八「はあ? (っと) いや、だよな、あいつまじイケメン」 全「女先生にも人気だし」 八「うん、ああいう顔と付き合えるやつって羨ましいよ」 全「いや顔は別に」 八「......いやほらイケメンと付き合ったらこれが彼氏ってすげー自慢できんじゃん」 全「や別に」 八「いやだからほら一緒にいるだけで『あーいい顔してるわー』って目の保養にも、」 全「別に」 八「てっめ、土方の何が不満なんだよ、どっからどう見てもかっこいいだろが!!」 土「...」 八「(職員室の入り口に立ってる土方と目が合ってる)」 全「イケメンだから付き合うなんて底浅くね(ジャンプ読んでる)」 八「いやちょっと待ってもういいその話」 全「まー整った顔に惹かれる気持ちは俺にはわかんねーけどそういう外見って、」 八「ちょやめてややこしくなるから」 全「中身が伴うからこそであって、きっと土方先生の彼女も、」 八「おいほんともういい..、」 全「真面目なのに、変に生徒に乗せられて律儀に天然なとこさらしちゃったり 映画で泣いちゃってあげく帰りたくないって言いかけてやめてみたり強がってささいな怪我見せないあたりが、いいんじゃねえの」 八「......え何て?」 全「だーから.....(ジャンプから顔あげて土方に気づく)」 土「...」 八「...」 全「...」 土「...俺。彼女いませんよ (電卓拾って席につく)」 八「...あフリーだって...」 全「...あそう...」 先生1「...(先生3の肩に手ェぽん)」 16 濡れて着替えた土方 全「じゃ行きましょうか土方先生」 女生徒1「部活マジ疲れた...あ服部先生いるよ」 女生徒2「うそっ?! 服部先生! 服部先生さよなら!」 全「はいさよなら」 土「(出たイケメンハンデ女子)」 女生徒2「ダッフルコートだ、か〜わい〜い〜」 全「はいはい」 女生徒1「あ土方もいたわ、さよならつかお前何でジャージ」 土「あのな」 女生徒2「...あーコートいいあれと並んでデートしたい...」 土「......(....コートくらいでデートって...........)」 全「あ土方先生段差」 土「ッ」(コート見つめてたら思いきりこけた) 地元 全「ジャージ新鮮っすね」 土「......ほんとすみません...これと一緒に歩いてるのかなり恥ずかしくないですか」 全「いやぜんぜん (ふつうに店探してる)」 土「...」 全「ここの地鶏美味いですよね」 土「あ美味いですよね。刺身も鶏鍋もね」 全「じゃここにしましょ、アンタ寒いでしょ」 土「......」 店員「禁煙席と喫煙席ございますが」 全「喫煙席で」 土「.........」 店員「こちらのお席どうぞ〜」 全「はー、一杯目から熱燗いきてえわ」(先に椅子側の席に手かける) 土「............」(......ソファー側に座る) 全「えーと俺はねえ...」(置いてあるメニューを自分に向けず顔だけ傾ける) 土「........うっ...」 全「え?」 土「(うう、あの女子生徒バカにできねえこの人ちゃんとしてる...!)」(頭抱えてる) 銀八と高杉がトんでる分、常識人がすごくいい人にみえる 全「俺、前から聞きたかったんですけど土方先生って(ネギマ食べてる)」 土「はい?(ハツ食べてる)」 全「正直モテるでしょ。うちの女性陣にも人気じゃないですか」 土「いや知らないですけど」 全「....結婚してないのが意外だなって」 土「まあ...向こうから来てもフラれるのは俺ですね...上手くいかない内にこんな年だし...」 全「あー俺もなんか気づいたらこんな年....」 土「......」 全「......土方先生」 土「え」 全「さっきから左手どうかしましたか、あんまり使ってませんけど」 土「いえ、」 全「あちょっと」(引っこみかけた手掴む) 土「(痛て...)」 全「あ〜...さっき転んだ時ですね」 土「......ただの擦り傷なんで...大丈夫です...」 全「だからって何で隠すんです」 土「...その...いい大人があんな転び方......何かバっ、バカじゃないですか?(恥じで顔染めてそらす)」 全「...」 土「...服部先生? .......手...」 全「(ぱっ)」 翌日 八「...(ジャンプ読んでる)」 全「...(ジャンプ読んでる)」 八「...(ぺら)」 全「.........いやっうさ耳つけたり水風船かぶっといて今更ァァ?!?!」 八「何、突然?!?!」 全「今更、ほんと今更だわ! 変なとこ強がり! 何あの強がり! ふつうにちょっとかわいかったわ!」 八「何だ落ち着け、昨日か! 昨日何かあったのか!」 全「(すっきりして座る) ああ、主にお前の悪口で2時間盛り上がってた」 八「殴っていい?」 15 原作さっちゃんメガネ回にもえた結果 職員室 八「...飽きた (赤ペンころん)」 全「何?」 八「授業と採点ばっかでもうー飽きた」 全「お前何で教師になったの」 八「今度、全校サバイバル鬼ごっこ大会やるだろ」 全「あのふざけた案か、阻止するか?」 八「いや......俺たちも出る」(シリアスに目閉じてる) 全「...出てどうすんだ」 八「なんかこう...トランシーバーとか使って物陰に隠れて俺のことは置いていけとか言いたい」 全「あーうん、お前本当に単純に仕事疲れてきてんだな」 土「......サバイバルか」 全「どうします土方先生」 土「...今、うちにマヨネーズが13本しかないんで買い足しに行かないと」 全「えーとそれは武器か何かにするのかな」 当日 全「あー応答願います、こちら服部」 土「ザザッこちら土方ザザッ」 全「土方先生そちらどうですか、生徒たち悪ノリしてませんか」 土「ちょっとザザッまずいことにザザッ」 全「え何です」 土「ザザッマヨネーズが切れザザッ......ザーッ」 全「もしもーし! 応答願います! てか何でもう切れんの13本と買い足した分が!」 八「あー応答願います、こちらMr.ホワイト。どうぞ」 全「何でお前コードネームついてんだよ、どうぞ」 土「...こちらカリフォルニア・マウンテン・スネーク、どうぞ」 全「あれっ羨ましかった? つけた方がよかった?」 八「バカ『キルビル』じゃなくて『レザボア・ドッグス』で合わせてこいよ」 全「何このタランティーノメンバー」 高「おいちょっと右寄れカリフォルニア・マウンテン・スネーク」 八「生徒から丸見えだカリフォルニア・マウンテン・スネーク」 全「長ェわ」 八「おい北校舎裏で生徒たちがもめ始めたぞ、どうぞ」 全「そっちの管轄は高杉先生だよな、行けそうですか、どうぞ」 高「こちらGOGO高杉」 全「GOGO高杉?!」 八「よし行け、GOGO高杉!」 全「何も暗号になってねえ!」 GOGO夕張がかわいい 全「土方先生今どこですか、どうぞ」 土「ちょっと水分欲しくて自販機に...わ」 全「え?」 土「おい、待て! 水分ってそういう意味じゃねえよ、おい何する気だ、やめろ、やめっ、あっ」 八「どうした犯されたか土方!(笑)」 全「何で嬉しそうなの?」 高「おい、ずぶ濡れで倒れてるあいつが見えるぜ、ちょっと儚げにうつ伏せだ」 全「土方先生! 応答願います! 何があったんですか!」 土「ザザッ......なんか水風船めっちゃ降ってきた......」 八「ああ」 全「恒例の沖田君だな」(もはや動じない) 全「......疲れた...後は撤収するだけだな、どうぞ」 土「ザザッ服部先生、Mr.ホワイトとGOGO高杉とっくに屋上でコーヒー飲んでます、どうぞクシュンっ」 全「くしゅんて大丈夫ですか、このフォーメーションにもう意味ないですよ、どうぞ」 土「ザザッないですね、どうぞ」 全「...はあ...何かもう......急激に腹減りましたね、どうぞ」 土「ザザッ......じゃあ、服部先生、こないだのコロッケの礼によければ、この後...ザザッ」 全「...え何ですか?」 土「ザザッ飯でもどうぞ」 全「えそのどうぞは俺に食って来いて意味のどうぞですかどうぞ」 土「いえ今のどうぞはそっちのどうぞじゃなくてどうぞ」 トランシーバーから聞こえてる屋上 八「どうぞどうぞうるせーな」 高「あいつら上から見ると実質5mしか離れてねーぞ」 それでもちゃんとメタルギアソリッドしてるあたりが、忍な服部と律儀な土方 14 職員室 八「...なあ土方。俺も最近気づいたんだけどよ(肩寄せる)」 土「何」 八「今、服部が赤ペン握って机に向かってるだろ」 土「...(背中反って銀八越しにちら) それがどうした」 八「あれ、寝てるぜ」 土「えっ?」 八「見ろ、ペン動いてない」 土「...でも、顔はふつうにプリント向いてるぞ」 八「昨日、朝まで飲んでたんだよ。さっき俺が横で先にジャンプ開いたのに全く見てこねえし」 土「...確かに不自然なほど微動だにしねえな」 八「俺たちの声に反応もねえぞ」 土「おいよく見ると本当に丸つけの体勢で何一つ動いてない」 八「スマートな寝方だな」 土「...服部先生」 全「(ぱ) 何ですか?」 八「おお、何事もなかったかのように」 土「あの小声を聞きとったぞ」 八「何アレ忍者?」 全「呼んどいて無視? ていうかアンタらくっついて仲良いなどうした」 全「じゃあ、お疲れさまです (ニットコート羽織る)」 土「お疲れさまです」 八「...」 土「...」 八「...なあ土方ァ〜あの先生何色だと思う」 土「帰れねえからってそんな犯罪ごと...(つい美人で人気の女先生を見る)」 八「俺はああいう人に限って水玉とか履いてると思うね」 土「白なんじゃねえの (仕事片付けながら)」 八「賭けるか?」 土「賭けるも何もどうやって」 八「あれ〜資料どこやったかな〜棚の上のダンボールだった気がするなあ〜でも腰痛ェしな〜」 女先生「私とりましょうか」 椅子持ってきて、その上に立つ先生 八「あペン落ちた (かがむ)」 土「......最低だお前」 土「............まさかあの先生がピンクの水玉とは... (結構本気で落ち込んでる)」 八「てめーに女のことがわかってたまるか。白なんて所詮男の願望なんだよ」 1時間後の商店街 全「あれ土方先生?」 土「あれ、お疲れさまです」 全「何ですこの行列」(土方が店の行列の最後尾にいる) 土「坂田にその、賭けで負けまして...絶対ここの餃子がいいって」 全「鼻の頭赤いっスよ、何分並んでんですか」 土「30分くらいですかね (寒さで目細めてる) 服部先生何してるんですか」 全「ん? 夕飯の買い出し」 土「...あーと、お独り、でしたっけ?」 全「そうですよ、いい年して独り身ですよ俺。...あー土方先生ちょっと待ってて下さい」 土「?」 どっか行って戻ってくる服部 全「どうぞ」(肉屋のコロッケ) 土「......」(あったか...) 全「......(土方がコロッケ割るところや湯気を無言で見守ってる)」 土「...」 全「...」(お互い、忘れたチケットの事とか、商店街特有の変な音楽流れてるな、と考えてる) 全「あ賭けって何の賭けです?」 土「あー...ゴホンッあれっコロッケが!! ゴホン喉につまってちょっとなんか喋れないな!!」 缶コーヒーじゃないあたりがもえる...ニットコートにコロッケてもえる、というはなし(ぱんが) 13 高杉先生が気になるといただいたので、高(+)土補完計画 さっきの飲み会続き 外タバコ 高「お前観たい映画があるから飲まねんじゃなかったのか」 土「...いや服部先生にびっくりしてつい飲んだっつうか...」 高「重い」 土「ちょうどいい身長なんだよお前」 高「蹴られてえのか」 土「...おい動くな吐く...」 高杉の肩に完全、額崩れてる土方と夜の空気、こもった体温 高「.....」 土「.....」 高「.....」 土「....ふ (高杉との昔の思い出し笑い)」 会計済ませて出てきてた八+全 八「...あいつら、ほんとなんなの? 何でえろいの?」 全「土方先生と高杉先生って知り合いか?」 八「さあ、どっちとも俺のが付き合い長いけど。大学一緒だっけな」 全「同じ教師目指す仲だったのかねえ〜」 八「でも高杉って養護教諭じゃん。白衣えろいじゃん」 全「だって、前からこういう飲み会で一緒にいた感じだぜ」 八「何それえろい。お前、大学生ん時の若い飲み会思い出してみろ」 全「...」 八「何があってもえろくね」 全「何回えろい言うんだよ」 八「気になんの?」 全「えっ?」 八「え?」 全「いやお前が壁ドンとかさせるからお前」 八「つーか、スタバで何があったんだよ?」 全「...(スッと財布しまう)」 先生1「いやーブルース・ウィリスはやっぱりアクションじゃねえと」 先生2「いや最近のあの渋さが演技派になってきて」 全「いや俺はダイ・ハードの頃もいいと思うよ」 八「...」 都合の悪い話になってもいなくなる 12 『聖☆おにいさん』パロ & 壁ドン計画 飲み会 先生1「だから俺たちは生徒の未来を守るべき立場にいるんだよ!」 先生2「思想だけは立派だよな! 具体的にお前なんかしたか?」 先生1「俺は教育理念からの話をしてるんだよ! なあ、どう思う服部!」 全「.........え?(ビール飲んでた)」 先生1「お前の理念だよ!」 全「......あーまあ......うん、だからさ.......」 先生1「...」 全「......校長も言ってたろ、あー......」 先生2「...」 全「......(スッと立ち上がりテーブルから離れる)」 八「ハマチ! ハマチ!(すでに向こうで古今東西ちゅう)」 全「ハイ! ふーぐ、ふーぐ!!」 先生1「......あいつらは躊躇なく逃げるな」 先生2「ああ」 『めんどうな話が始まるといつもいなくなります』by聖おにいさん 全「土方先生ー飲んでないんですか(やけに笑顔で通りかかる)」 土「いや俺トイレ行きたいんですが、空きましたかね」 全「いやー俺さっき女の先生たちと話してたんですけどね」 土「...酔ってますね?」 全「いわく、壁ドンっていうのがときめくらしいですよ」 土「何ですかかべどんって、妖怪ですか」 全「俺も銀八に話で聞いただけなんですけど」 土「あトイレ空い、た...、」 全「あ待って下さい」 突然、立ち上がりかけた土方の手首引き、テーブルの縁に片手トン 全「....土方先生」(至近距離) 土「......」 全「...とまあ、こういう感じの、...」 土「......(素面でまばたき忘れてる)」 全「......(ちょっと酔い醒めてくる)」 騒がしい居酒屋で、近距離のままここだけ急になんかしーんとなる空気 全「....」 土「....」 全「......あ〜...土方先生」 土「...はい」 全「こんな時になんですがこないだチケット。......忘れてましたよ」 土「.....ああ、スタバに...(あの帰り際思い出す)」 全「...」 土「...」 メニュー越しに見てる八+高 八「え、なになにスタバって」 高「おそらく何かあったな」 八「てかあの体勢長くね?」 高「おそらくいつ手離していいのかわからなくなってんだろうな」 八「あいつ完全酔いさめてるぞ」 高「おそらくまつ毛黒いって考えてるな」 八「何回おそらく言うんだよ...って待て、お前もあの距離で土方見たことあるな」 高「つかトイレどうした」 11 服部先生補完計画 雨の朝のHR前 女生徒1「あ、アンタの好きな服部先生だよ」 女生徒2「遅刻じゃない? 珍しい〜もえる〜」 土「...(窓見る)」 女生徒1「アレの何がいいのかぜんっぜんわかんない」 女生徒2「えーよく見てよ、あの人銀八と違ってスーツいっつも皺ないよ、絶対きれい好きなんだよ〜」 女生徒1「そんなの土方もじゃん、土方のがイケメンじゃん」 女生徒2「いやいやイケメンはちょっとのことで幻滅だから、劇で踊るとかマジないから」 女生徒1「ああ減点性だよね」 女生徒2「土方の顔はただのハンデ」 土「......」 女生徒2「昨日転びそうになったとき服部先生にさっと支えられたんだけど、動きに無駄がないんだよ」 女生徒1「何それ忍者?」 女生徒2「私がぶつかったのに『悪いね』って、私に興味なさそうでさー」 女生徒1「土方も似たようなことしてたじゃん」 女生徒2「そん時土方なんつった?」 女生徒1「え...」 女生徒2「転びそうになった女を支えた時、土方は何て言いましたか」 女生徒1「い、いや何も。でもその無言がかっこいいんじゃない?」 女生徒2「バカ、無骨気どりなんだって、硬派気どりなんだって。今時遅れすぎ」 土「.........」 女生徒2「服部先生はさらっと遊んでそうでさ〜」 女生徒1「まあ謎にね」 女生徒2「細くてしゅっとしてんじゃんん」 女生徒1「ねえ熱弁のとこ悪いんだけど、よく見ると服部先生傘二本持ってない?」 女生徒2「あほんとだ」 土「...(あほんとだ)」 女生徒1「あっ前の女子生徒に渡した」 女生徒2「ほら、さらっとしてる」 女生徒1「もうこっち歩いてくる」 女生徒2「やだもえる〜〜〜」 土「............」 土「...イケメンはハンデ」 八「え何?」 土「イケメンはただのハンデなんだよ」 八「お前自分でイケメンとか言っちゃうの?」 全「そっスかね〜ギャップって結構いいもんじゃないですか」 土「......でもだいたい幻滅されてきましたよ」 全「はあ、どうでもいいですけどね、そういうの。みんな何かを見失ってますよ」 土「...(はっとした目で服部を見る)」 全「あこれプリントです(後ろからすっと置く手)」 土「......(...本当だ、確かにシワも無駄もない..、)」 八「.....なあ土方やけにあいつ見てるけどお前まだ俺が前に言ったこと実践、」 全「銀八、こないだ俺が行ったキャバクラの話聞くか?」 八「あ半目に戻った」 服部先生は、世間一般の顔の好みから大幅にズレてるだけ 10 授業中 全「おい〜沖田君、携帯しまって。何見てんの」 沖「今度は土方にブリトニー・スピアーズ踊らせようかと」 全「...沖田君、これ以上土方先生をビッチにするのはどうかと...」 沖「でももうすぐ体育祭ですぜ」 全「何でそこで土方先生に何かやらせんのが当たり前になってんの?」 沖「ビッチがダメなら何ですかィ」 全「そうだな......(ここで何か提案すれば土方先生の負担が軽くなるか)」 全「...ということで土方先生、授業の結果こうなりました」 土「いや何が?」 全「俺も途中からよくわかんなくなって」 土「日本史の面影全くないんですけど。途中しりとりなんですけど」 沖「ほい土方うさ耳」 土「ッちょっ、やめ、どうしたんだコレ」 沖「さっきドンキに買いに走らせやした」 土「授業中に何やってんだッ!!」 全「(あ怒るとこまとも)」 沖「似合ってやすぜ」 全「(あー俺の力不足のせいで...もう乗っかって褒めるしかねえな)」 沖「ねえ服部先生?」 全「あーうん、いやぁほんとかわいいスよ土方先生〜...」 右耳にぼそっと藤原ボイス 全「大丈夫うさ耳で正解、すげーかわいいです(フォローの小声)」 沖「おーいみんな、服部先生が土方のことすっげえかわいいって〜!」 全「おいバカか...」 土「......」 全「......」 沖「はいここで、アントニオ猪木」 土「......げ、元気ですか?」 高「お前顔赤ェぞ」 土「...クッソ、声が (耳押さえてる)」 八「(まず教師がうさ耳して帰ってきたとこつっこめよ)」 やまみちゃんが、服部先生が土方にかわいいってゆうっていってたもえから 9 職員室に聞こえる合同体育の声 生徒「げっ沖田がネット破った」 生徒「神楽ちゃん落ち着いて!」 生徒「あいつらの喧嘩で倉庫の壁が」 全「おいアンタらんとこの沖田とチャイナ...」 先生「あ、今あの2人屋上に煙草行きました」 全「逃げたな」 こんな時だけ息の合う八+土 八「映画どうだった?(デート的に)」 土「すげーよかった(映画自体が)」 八「進展した?」 土「いやそこ(ストーリーの進展)はもどかしかったつーか...」 八「んだよつまんねえ。そんだけいい感じだったなら一気に落とせる方法でいけよ。なあ高杉」 高「...(煙草から口離して、銀八越しに土方を見る)」 土「...」 八「そもそもこの年で2人きりの映画行ったんだからさあー」 高「...」 土「...」 八「その時点でじゃっかんOKのサインなんじゃねっていうか」 高「...」 土「...」 八「要はそこにひと押しの何かが要るわけだから、」 高「...」 土「...」 八「はいお前らがそれ以上見つめ合うとえろいから。ソレを服部にやれ」 土「どれを?」 八「俺の話も聞かずに俺を無視して俺越しにじっと横目で見るやつだよ」 土「そんなことしてたか」 高「(土方から目離して、煙吐きながらくちびるで笑ってる)」 八「ペドロの特典忘れたわけじゃあるめえな」 土「まだ有効なのアレ」 お昼休み 八「またコンビニ弁当かよ、飽きもせず」 土方に合図を送る 全「毎日カップ麺の奴に言われたかねえよ」 八「だって弁当って地味に高くね?」 全「まあ何せコレはからあげが3つも入ってる...」 土「...(銀八越しに、じっ、と服部見てる)」 全「...」 八「その点俺のは、120円のマルチャンうどんだからね」 土「...(じっ)」 全「...あー、えっと」 八「もち入ってるからね」 土「(じっ)」 全「......あの土方先生?」 八「『もちもちの餅つきもち』だって。何回もち言うんだよって思うよな?」 土「(じっ)」 全「お、おい、俺なんかやらかしたっけ(小声)」 八「美味しいよね、コレ、白い力もちうどん」 土「(じっ)」 全「えっ何ここ! 会話が通じない!!」 結局、からあげ狙ってると思った服部先生に1つもらった土方 八「...思ってた感じと違う」 土「美味しい(もぐもぐ)」 8 屋上に残った服部&銀八 八「高杉と土方はまあいいよアレで」 全「アレって」 八「お前らはどうなってんだ」 全「俺と誰?」 八「土方だよ。映画行った時のこと思い出してみろ」 全「...」 八「何かなかったか? あったろ?」 全「......そういやァ...」 八「ほらきた、言え!」 全「土方先生が横で何かぐすぐす言ってるなあと思ったら台詞が耳に入ってこなくて」 八「あーああ...」 全「前の席の客がかなり迷惑そうに振り返ってきたから」 八「うん...」 全「どうせ映画にも集中できねーし俺が『すいません』っつったら」 八「...」 全「『しゃべるな!』って別の客にすんげー怒られたけど俺一っ切悪くなくね?」 八「うん、一年前の俺を見てるようだ」 全「お前、土方先生と映画観に行ったことあんだな?」 八「思い出したくもねーよ」 全「何つーかあれか?」 八「何?」 全「プライベートのあの人って、例えば...普段見せねーような(恥じらいとか)、」 八「ああ。学校とは違って、あいつ馬乗りになってこっちの首本気で絞めにかかってくるよな」 全「いやお前らこそどうなってんの?」 そんな当たり前のように頷かれても 7 高杉先生と土方先生って 屋上煙草 八「土方が出てた劇見た?」 高「興味ねーよ」 八「(ムービー見せる)」 高「...」 八「...」 高「何だこのビッチ」 八「ここの脱ぎ方がさ」 高「こなれてる」 八「豹っぽい」 高「アバズレだろ」 土「...」 全「おいお前ら、土方先生の俯き方がもう限界!(しゃがんでジャンプ読んでた)」 やめたげてよお 八「何だ、お前もビッチっつってたろうが」 全「言ってません、土方先生、言ってません」 八「声入ってんだぞ」 全「ちょやめて」 携帯奪い合い出す 土「... あ高杉 (手からするっときれいに煙草取り上げる)」 高「...(火で熱かった指舐める)」 八「...」 全「...」 八「...ああ、あいつら。揃うとダメだ」 全「うん...何てか、こう、ね」 八「こうダメだね、何てかダメだね」 全「お前、あの2人に何が見えてんだよ」 土「誰がビッチだ。気をつけろよ、センセ」 高「うるせーよ(まだ指噛んでる)」 八「白衣&スーツってのがまたね」 全「俺とお前も白衣&スーツだぞ」 八「...」 全「...」 八「いやないわ」 全「わかってるわ(即答)」 6 勘違いで面白くなってきた銀八 八「今度、服部とあの映画行くんだろ?」 土「ああそういえば」 八「帰りに、『服部先生といると楽しいから今日は帰りたくないな』って言ってみろ」 土「はあ?」 八「俺を信じろ(めちゃ面白そうだから)。ビッチならできる」 土「?誰がビッチなんだよ?」 八「Butterflyビッチならできる」 土「飛べそうだなそのビッチ」 ?浮かべてる土方先生の顔は真面目イケメンそのもの 八「ほれ、ペドロの特典やるから。ちゃんと言えよ(生徒にもらったけどいらなかった)」 土「...」 映画当日 観終わってスタバカウンター 土「...ぐす」 全「(な、泣いてる...)」 土「あ」 全「?」 土「(律儀にもペドロもらった義理思い出す)」 全「どうかしました?」 土「いえ。あー服部先生といるとたの...」 全「たの?」 土「た...たの、ぐ、(やべえこれすげえ恥ずかしい)」 全「何です?」 土「た、楽し、く、て、ですね...」 全「はあ (........この恥じらいは一体......)」 土「今日、今日は、帰、帰...」 全「ああ、もう帰ります?」 土「いえそうではなく、帰、帰り、帰り...たくな...」 全「...え?」 土「いこともないので帰ります(猛スピードで立ち上がる)」 全「あ、土方先生!」 土「また明日学校で、」 全「土方先生、待っ」 土「では」 全「待って下さい!」 土「(速足で店出てく)」 全「チケットの半券忘れてますよォォォオォオ!!」 あんだけ欲しがってたのに 5 服部の「ガチだった」発言のせいで 土方をゲイだと思ってる銀八 &好きな男声優の話してる土方先生の屋上タバコ 八「...ふー(煙)」 土「...(煙)」 八「...ずばり聞くけどさ」 土「何だよ?」 八「タチネコどっち?」 土「? ああ猫もやってた(声優が)」 八「どんな感じだった?(セックスが)」 土「途中で死んだ(猫が)」 八「(激しいな...) 正直、服部先生どう?」 土「......あの人ならやれると思う (声優を)」 八「...」 土「だって、あの人低くてかすれ気味にかなりいい声...あ?」 高「何だ」 土「坂田は?」 高「すげーこと聞いたような顔して出てったぞ。つーか何の話だ今の」 土「服部先生の声だよ」 高「あー(何となく全部悟った)」 土「...ふ、白衣めくれてんぞ先生 (指伸ばす)」 高杉先生は保険医 高+八はもちろん昔なじみなんだろうけど(でも友達って訳でもない)、高+土は大学生の頃、なんかで出会ってたらいいのに 今や同じ高校で白衣とスーツ着てるっていうそのかんじ・・・ 高+土って、デキてるの? デキてないの? 昔なんかあったの?っていうかんじがあったらいいのに・・・! 4 劇当日 Butterfly踊る土方先生 八「見ろよ、どう見てもビッチだぞあれ」 全「まあそういう振付だから...」 八「否定はしないんだな、ビッチだよな?」 全「まあ、アレ見る限りでは」 八「だよな〜」 全「普段とのギャップがな〜土方先生がビッチかあ」 撮影係「ムービーに今の声入ってます」 全「消せ!!」ガタッ! (くうちゃんえろかわ) 3 朝早い職員室 土「...その漫画、映画化しますよね(眠い)」 全「最近何でも映画化ですね(眠い)」 土「その声優(男)大好きなんですよね俺(眠い)」 八「ああいわゆる腐女子に大人気の?」 全「.....」 30分後目が覚めてきたら服部先生は土方先生への疑問で集中できない 全「(何であんなタイプの声優を...)」 八「土方誘おうぜその映画」 全「誘ってどうすんの」 八「反応見て確かめるんだよ」 全「ああ声優の声聞いた時の」 八「お前に誘われた時の反応だよ」 全「は?」 八「お前も男、あいつも男」 全「いやお前も、」 八「おっと授業〜」 全「...土方先生」 土「はい?(プリントめくる)」 全「その、こないだ言ってた映画なんですけど」 土「ああ(赤ペン握る)」 全「2人で、行きません?」 土「...(顔あげる)」 全「...(無意識息してない)」 土「...それって」 全「!」 土「そういうこと、ですよね」 全「(おおっと)」 土「確かにペアチケットは限定絵柄ですが切り取りで分かれます」 全「え?」 土「でも俺もあの声優好きとしては右側譲れないんで」 全「え」 土「じゃんけんで、いいですか(赤ペン握った拳出す)」 全「...そっすね〜」 八「どうだった?(ゲイ的な意味で)」 全「うんガチだった(声優好きな意味で)」 服部先生、その声優、たぶんペドロの声優 A 土「あすみません、劇の練習でして」 全「ああ、なるほど...いやえっ? 踊るんですか? 劇で? 土方先生?」 土「うちのクラスは、はいそうです」 全「...今のを?」 土「はい」 全「....そういう感じで?」 土「そういう感じとは」 八「ド淫乱教師な感じで」 土「......」 全「ちょ今の俺じゃないです」(うさみちゃんみたいなスゲー冷たい目で見られた今) @ ButterflyのPVでくうちゃんが、教師でえろく踊るとこ あれ、真面目な土方先生にやってほしい・・・!という妄想から Butterflyってる土方先生&生徒たちが踊ってる廊下のはしを、服部先生が通る ちょっと顔あげて、またジャンプに戻して、5歩ほどふつうに進んでから、え?て振り返るくらいの、そういうのください ! |